狼爪切除の理由

ボルゾイは、多くの他の犬種と同じく、(少なくとも後肢の)狼爪(ろーそー)は通常切除とされている犬種です。なぜ切除する/しないのでしょう? 狼爪の定義は2通りあるようですので、前肢と後肢と分けてあげてみました。

後肢の狼爪の場合

切除の理由
歩いても削れない爪だから、手入れが必要になるから。
(後肢に限る)第一指が退化したもので、生まれた時点でついてない犬がほとんど。ついていたとしても爪のみで、指の骨がないほどだから。
歩くのには不要だから。
すらっと伸びた脚についているのは美的ではないから。
ぷるぷるついているので、日常生活の散歩でも、ひっかけてもげたり、怪我をすることがあり、特にサイトハウンドのように体幅が狭い犬種は、走るときにひっかけやすいから。
(後肢に限る)かつて犬が猟などの作業をしていた頃、狼爪を切除していたので、その頃の慣習のようなものとしてスタンダードに残っている。
情報入手先:JKC、かかりつけの獣医、聞き覚え

切除しない理由
発見できず。

前肢の狼爪/親指の場合

切除の理由
後肢と限定があるものを除いて、後肢の狼爪と同じ
じゃれて遊ぶ際に、人間の顔にミミズができるから。
情報入手先:聞き覚え

切除しない理由
親指だから。
愛護面から。
犬なりに使い方があるから。(例:目くそ取り、ガム噛み等)
別にあっても(スタンダードの記述上、繁殖者の個人的な好み等で)不自然でないから。
情報入手先:かかりつけの獣医、聞き覚え

切除のタイミングについては、生後すぐは犬は痛みを感じる神経が発育してないという理由で、痛みはないといわれています。一方、成犬で前肢の狼爪/親指の切除の場合、数週間は痛みで歩けないほどになるそうです。
切除については、痛みがないはずはない、子犬だって痛いのは当たり前だという意見もあります。

聞き覚えによると、最近の断尾や断耳を行わない風潮と同じように、前肢の狼爪/親指の切除を行わない飼い主が増えているようです。